岡山旅行「奥津荘」奥津温泉
こんにちは「とっきー」です。
今回は、奥津温泉「奥津荘」の紹介です。
奥津温泉
奥津温泉♨️は、岡山県人なら誰でも知っている、湯原温泉♨️湯の郷温泉♨️と並ぶ、美作三湯の一つです。特に、女性の、姉さん被りに、カスリの着物、赤い腰巻姿は。奥津温泉の風物詩です。その昔、クマやオオカミを見張りながら洗濯をしていた為に、足を使っての洗濯が、ダンスの様に見えます。
日本百名湯
日本経済新聞に掲載されていた「日本百名湯」。その著書である松田忠徳氏は、奥津温泉が美作三湯の中でも、俗化度の低い温泉地で、その為昔の風景が今に色濃く残っていると書いています。他の温泉地と違い、高速道路のインターチェンジが無い為、ある意味時代に取り残されていたのが、良かったのかもしれません。
文人墨客に愛された温泉
与謝野晶子、鉄幹夫妻や版画家の棟方志功が度々奥津温泉を訪れ、その作品を奥津荘に残しています。温泉だけでなく、美術品としても価値の高い作品を間近で見ることが出来ます。
鍵湯の由来
初代津山藩主の森忠政が、奥津温泉をこよなく愛し、自分専用の湯殿と決め、鍵をかけて村人の入浴を禁じた事から、「鍵湯」と呼ばれています。日本に温泉宿は4万軒弱ありますが、加温加水も循環ろ過や塩素消毒の必要もなく、まったく酸化されない状態で、足元から湯が湧き出してくる旅館は、全国で30軒ほどしか有りません。その貴重な宿が「奥津荘」です。
効果の高い温泉成分
世界有数のラジューム温泉で有名な、三朝温泉とは、人形峠を挟んで向かい側になります。人形峠では、高濃度ウランが産出する為、やはり奥津温泉の湯も高いラジュームを含んでいます。高いホルミシス効果が期待できる、日本有数の温泉です。細胞が活性化され、高い美肌効果やガンに対しても有効と言われています。
100年の宿
奥津荘の現在の建物は、昭和2年に建てられたものを、リノベーションしたものです。非常に歴史的価値のある建物でありながら、現代人の私達が利用しやすい様に、改良されている為、とても快適な空間です。歴史的価値の高い建物や美術品。そして、日本の自然遺産とも言える「名湯鍵湯」に、一度は入浴する事をオススメ致します。
奥津荘は、いつでも最高の形で、私達を出迎えてくれる事でしょう。ここには普段、私達の知らない、「本当の日本の温泉♨️」があります。
鳥取旅行へは、こちらからどうぞ
京都観光へは、こちらからどうぞ