はじめての京都旅行2「南禅寺」京都入門編
こんにちは「とっきー」です。
はじめての京都旅行シリーズの2回目は、豆腐料理で有名な南禅寺を紹介致します。
別格本山
京都市左京区にある「南禅寺」は、禅宗である臨済宗南禅寺派の大本山です。
臨済宗の寺格を表す呼び方として、五山制度があります。南禅寺は元、五山の第一と言う扱いでした。
一休さんで有名な、足利義満の時代、自ら建立した相国寺を五山に加える為に、南禅寺を五山の上に置かれる、別格扱いの寺格にしました。それ以来南禅寺は、臨済宗の寺院である京都、鎌倉の五山より上の寺格を持つ、最も格式の高い寺院になりました。
三門と石川五右衛門
日本三大門であり、「天下竜門」と呼ばれる南禅寺三門は、国の重要文化財指定を受けています。
この門が有名なのは、石川五右衛門が三門に登り「絶景かな、絶景かな」と桜を愛でるセリフです。これは、歌舞伎の「桜門五三桐」で登場した石川五右衛門の名科白ですね。
南禅寺水路閣
南禅寺の境内を貫く大きなレンガ造りの建造物。それが、南禅寺水路閣です。以前、琵琶湖疎水の物語で紹介した、水を京都市内へ運び込む為の装置です。
明治維新の後、天皇が京都から東京に移られ、それに伴い多くの人が移動し、京都では、急激な人口減少が起こりました。この為、様々な分野で衰退が起こり、再び京都を復興させる為に興した事業が琵琶湖疎水計画です。
ご存知ない方が多いと思いますが、南禅寺水路閣には、現在も水が流れていて、生活用水として利用されています。その様子は、後日動画でご紹介致しますので、御視聴ください。
南禅寺周辺の料亭
南禅寺周辺には、有名な料亭が沢山あります。後日、ご紹介致しますが、京都御苑内にある「京都迎賓館」で、京都の最高級料理を提供している料亭は、南禅寺近辺に店を構える、老舗料亭の「瓢亭」です。夜はもちろんのこと、朝粥が非常に有名ですね。12000円程必要になりますが、一度は脚を運ぶべき料亭ですね。
その他にも、豆腐料理が有名で、寺院の修行僧の食事を起源とする一汁三菜を発展させた京会席を提供する「順正」などがあります。
見どころ満載の南禅寺。早朝の静寂な空気に包まれた、三門や水路閣を撮影し、石川五右衛門が見た視点でドローンを飛ばしてみましたので、「絶景かな」と言いたくなる動画の方も、是非ご視聴くださいね!
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