京都旅行4(年中行事紹介)
京都で見つけた良い物!のコーナー
これ、なんだかわかります? まんじゅう? アイス🍨?
ブッブー! 中にとんでもない物が入ってる、夏の風物詩ですよ。
画像出典:嵯峨豆腐 森嘉 公式サイト引用
http://sagatofu-morika.co.jp/index.html
正解は、からし豆腐でした!
京都で夏に販売されるからし豆腐は、2つに割って中のからしを取り出して、お醤油に溶いてから、お召し上がり下さい。決して、そのままかぶりつくと、涙が止まりません!
京都の風物詩 一年の始まり
皆さん、をけら詣りはご存知ですか?
以前、わたせせいぞうさんの本に、京都の女性が火縄をぐるぐる回しながら、家に帰る描写がありました。その時は、特に気にしなかったのですが、これが、大晦日から正月を迎える京都の大切な、一年の始まりです。みんなの願いを書いた「をけら木」を大晦日から早朝にかけ、お炊き上げし、その火を火縄に移し、消えないようにぐるぐる回しながら、家に持って帰るのです。
三法荒神
( 台所の神、火の神、竈の神 )
持って帰った火縄を荒神様にお灯明として、捧げます。また、お正月のお雑煮なども、この火を使い作って行きます。地方によっては、荒神様を「おどくうさん」とか、色々な呼び方をするみたいです。
最近は、日本の家屋も洋風化しているので、そもそも神様を祀っていない方が多いですが、本来日本人なら、天照皇大神、氏神様、参拝した神様を祀り、台所にも火の神さまを祀りたいものです。
にらみ鯛
お正月のおせち料理に、鯛のお頭付きを並べてますが、京都では、この鯛を「睨み鯛」と呼ぶそうです。正月三が日に、色々な人が挨拶に来られるので、お頭付きの鯛があった方が、見栄えがいいので、三日間は、鯛に手を付けない事から、そう呼ばれるそうです。なるほど、京都人ですね。
京都人
京都は、歴史ある素敵な町なので、老後は悠々自適に京都で暮らしたいと思っていますし、そうお考えの方も多いでしょう。木曽義仲の時代より、歴代の強者共が京都で翻弄されて滅んでいく様は、他所から京都に定着するのは、難しいと思わせる一面があります。面白おかしく、
「三代までは他所の人、五代住めば京都人」なんて、言われてますよね。
節分
節分には、福茶を飲みます。節分の福豆をお茶にしていただきます。
お正月にも福茶は飲まれます。お正月に飲む福茶は、大福茶と言います。-
春
春は平野神社に花見に行きました。
桜の🌸さく頃の京都は、とても美しい!
ただ、余りに人やバス🚌が多すぎて。
桜の花が咲く期間は、とても短いので、観光客が一気に押し寄せますので、避けた方が無難かも。
都をどり
画像出典:祇園甲部歌舞会公式サイト引用
http://Miyako-odori.jp/Miyako/
京都に春を告げるのが、この都をどりです。
4月1日より1ヶ月間、舞踊公演が開催されます。
会場は、祇園甲部歌舞練場でしたが、耐震改修工事の為、本年は京都南座で行われるようです。
京都三大祭 葵祭 (日本三勅祭)
画像出典:京都観光オフィシャルサイト引用
http://ja.kyoto.travel/event/major/aoi/
2019年は5月15日に開催されます。
祇園祭が庶民の祭りなら、葵祭は貴族の祭りだったそうです。雅な平安文化が思い起こされますね!
箸🥢休めのコーナー
伊勢神宮と京都 野宮神社
観光客で賑わう嵐山、その奥に竹林の道があります。多くの方が通るその道の中間所に、野宮神社⛩はあります。祭神は、天照大神です。ここは、パワースポットとしても有名で、縁結びの御利益があるそうです。いつも、女性で賑わっていますので、嵐山に行かれた際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
多分、今でもそうだと思いますが、現天皇は必ず毎日、伊勢神宮に向かって礼拝を行なっています。天皇家の神に繋がる系譜である、天照大神に対して、祭祀を司る事が、天皇家の役割だからです。
いにしえの話なので、本当の真相は誰も知らないと思いますが、伊勢神宮が現在の場所に辿り着くまで、何度も御神体は各地を移されています。全国に元伊勢神宮などの名前があるのは、その変遷を表して居るのです。
ある日、天皇が大神より御神託を賜り、安住の地を求めて、皇女が安住の地を探す旅に出ます。そしてたどり着いた地が、現在の五十鈴川上流です。倭姫命です。そこで、彼女はその一生を捧げるのですが、その後斎宮と言う制度ができ、天皇家の未婚の皇女が一人選ばれ、その一生を伊勢の地で過ごし、天皇の名代として祭祀を執り行ってきました。現在でも、斎宮跡は伊勢神宮近くに再現され、倭姫命を偲ぶ事ができます。特に最近、古い遺構跡が発見され、それが、初代の斎宮跡ではないかとニュースになっていました。
話は戻りますが、選ばれた皇女が伊勢の地に派遣される前、穢れを取り払う為に、一年もの歳月をかけ、やっと斎宮となれるのです。その穢れを取る為に、最初に一年間行く場所が、野宮神社⛩なのです。神に一生を捧げる女性の生き方は、天皇家の名代として、必要とは言え、相当な覚悟が必要だったと思います。
野宮神社⛩には、そんな物語があったのです。
次回は、いよいよ祇園祭を紹介です。
お楽しみに!
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