岡山旅行「吹屋ふるさと村」古き良き日本
何も無い山中に、忽然と現れる桃源郷
こんにちは「とっきー」です。
今日は、高梁市の「吹屋ふるさと村」です。
初めて村に入った時は、驚きました!
見ての通り、街全体が赤い石州瓦と、ベンガラを使った赤漆喰の壁で統一され、夕焼けでも無いのに、昼間から朱に染まった、不思議な風景です。
この吹屋ふるさと村は、昭和52年に国の伝統的建造物群保存地域に指定されています。
ベンガラとは、写真のローハを700度で2日間焼き続け、赤色の顔料を取り出したものです。
取り出したベンガラは、建造物の防錆や焼き物(有田焼や九谷焼)の赤絵付けに重宝されました
現在では、観光用にベンガラで薄い赤に染め上げられた、スカーフや衣料品などが、ベンガラ染めとして、多く販売され、大人気です。
ここは、元郵便局をリノベーションした、藤森食堂です。
村には、何ヶ所かお食事所があり、田舎蕎麦やうどんを提供しています。
元々ベンガラは、次回紹介する銅山の不必要な鉱物として、軒下に放置されていたようです。
ところが、酸化鉄が空気に触れ、酸化して赤くなっている事から、偶然ベンガラが発見されたそうです。
岡山旅行「吹屋ふるさと村」本編 (散策動画) とっきー「旅の思い出日誌」
次回は、吹屋周辺観光です。江戸時代から銅山として活躍した笹畝坑道とベンガラ工場の記事です。