岡山旅行「吹屋ふるさと村」周辺観光
吹屋「笹畝坑道」
日本三大鉱山の一つ「吉岡銅山」
その支山が、「笹畝坑道」坑道です。
ここでは主に、黄銅鉱や硫化鉄鉱(ベンガラの原料)が、産出されていました。
坑道の中は狭く、ヘルメットを被っていないと、いつ天井に頭をぶつけるか、不安です。
しかしながら、中心部まで入ると、中はかなり広い空間になっており、気温も15度前後とかなり、快適な空間でした。
江戸時代から大正時代まで、創業していました。あの三菱の岩崎弥太郎がオーナーだったようです。
坑道の中に入る様子をYouTubeミニ動画にして、付けておきますので、ご覧下さい。
「ベンガラ館」
ベンガラ館は、明治の頃のベンガラ工場を復元したものになります。
笹畝坑道で産出された写真の緑礬(ローハ)を、松の薪で2日間、700度の高温で焼き上げます。
その後、水洗いして、石臼で粉にします。この工程を、なんと3回も繰り返すそうです。
更に、粉の中の酸を水に溶け出させる。そうすると、ベンガラの成分が沈殿します。今度は、上澄みを捨て、水を再度入れます。この工程を100回程繰り返し、天日干しするそうです。
当時のベンガラが、かなり高価だったこともうなずけます。
- 笹畝坑道
- ベンガラ館
- 広兼邸
- 郷土館
- 片山邸
の周遊券が1000円で販売されていますので、合わせて、ご覧になることを、おすすめします。
(写真は、郷土館と片山邸)
「吹屋銅山笹畝坑道」探検動画
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