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大船鉾の復活により「2回楽しめる、祇園祭」意外と知らない後祭

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(写真は、復興した大船鉾)

こんにちは「とっきー」です。

祇園祭の3回目のレポートです。今回は、前祭と後祭の2回制のなった祇園祭の記事です。

 

意外と知らない後祭

つい何年か前まで、祇園祭の「山鉾巡行」は、7月17日の一回だけでした。何となくニュースを見ている方は、今の祇園祭では、「山鉾巡行」が2回行われている事を知りません。現在では、後祭が復活して、7月24日にも「山鉾巡行」が行われています。つまり、ここが狙い目なんです。

 

メインの前祭、サブの後祭

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観光の視点から言うと、後祭観光が意外と穴場です。何故なら、7月17日の前祭は、宿の宿泊料金も高く、更に満室です。仕方ないので、観光には不向きな宿でも、高い宿泊料金で泊まる事になります。

その点、後祭観光の方が、若干、宿泊料金が安くなり、「山鉾巡行」の観光に適した宿が空いています。初めての、祇園祭観光は、後祭の方が穴場かも知れません。

昨日レポートした「宵山」は、ぜひ見て頂きたい祭りですが、祇園祭の後祭当日に宿を予約すると、更に料金は安くなります。少しでも安く、初めての祇園祭を堪能したい方は、後祭当日の7月24日に宿を取る事をオススメします。今からでも、一泊2食付きで、京都駅や祇園、四条河原町周辺で1万円前後の宿は、予約可能です。

 

戦後の祇園祭

1947年、第二次世界大戦後、長刀鉾のみ四条寺町までの往復と言う形で、戦後初の山鉾巡行を復活させました。この後、順調に山鉾を16基まで復興させて、1950年には、戦後初の後祭巡行が復活しました。

 

花傘巡行

1966年、前祭と後祭が合流しました。これにより、7月24日の山鉾巡行は無くなりました。その代わりに、花傘巡行が新たに創設されました。花傘巡行は、これまでの山鉾巡行と異なり、芸能的色彩の濃い祭りです。

 

大船鉾の大復活

1864年の禁門の変により、木部など多くを焼失して休み鉾となっていた写真の「大船鉾」が、2014年より、完全復活致しました。それにより、山鉾巡行も前祭の23基、後祭の10基の2部制に分かれて、巡行する運びとなりました。なお、前祭と後祭では、山鉾巡行の方向が逆になりますので、ご注意下さい。

 

大船鉾の祭神「神功皇后」

神功皇后は身ごもりながら、海を渡り、新羅、高句麗、百済を平定したと言われています。祇園祭では占出山、船鉾、大船鉾が神功皇后を御祭神としています。戦いの行方を占うために、鮎を釣られた姿を現しているのが、占出山。戦いに出陣する船を表してるのが、船鉾。戦いに勝って、凱旋する船を表しているのが、大船鉾です。そのため、船鉾の御祭神は鎧姿ですが、大船鉾の御祭神は鎧を脱ぎ、狩衣をまとったお姿です。祇園祭の山鉾巡行をご観覧になられた際は、その辺りを詳しく観察するのも、趣があって、面白いかもしれません。

 

四条河原町交差点の辻回し

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最後に、祇園祭を観光するなら、四条河原町交差点に行きましょう。ここで行われる辻回しが、最大の見どころです。山鉾を撮った写真は、まさに四条河原町で辻回しをする瞬間です。竹の皮を敷き詰め、その上を山鉾の車輪が滑ります。一度では、回りきりません。多くの旦那衆が、山鉾を操作する様は、まさに祇園祭の最大の見せ場と言えるでしょう。

今回の記事は、祇園祭をまだ良く知らない方の為に書きました。興味を持って頂けたのなら、次は、参加するだけです。ただ、どうしても、行く事が無理なら、後日私が、「祇園祭2019」の動画を記事にあげます。その時に御視聴頂き、来年こそは、京都祇園祭に行きましょう。

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