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海上自衛隊日記 3 「実弾射撃訓練ほか」

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画像出典:横須賀教育隊公式引用

こんにちは「とっきー」です。

よく、外国映画とかで、機関銃を「ダダダダ!」って格好良く撃っているシーンが有りますが、あれは「真っ赤なウソ」です。

私も自衛隊で実弾射撃を行って、映画は作られた架空の世界だと知りました。

 

射撃場の天井は穴だらけ

私が自衛隊に入隊して、一番思い出に残っているのが、実弾射撃を行った事です。恐らく、日本国内において、ハンドガンやライフル、マシンガンなど、豪快に撃てるのは自衛隊くらいでしょう。

横須賀教育隊時代にも、実弾射撃訓練を行いました。陸上自衛隊の射撃場を使いました。始めに教官から言われた事は、「天井を見てみろ」でした。そこは、何と穴だらけでした。「あれ?何で天井なんか撃ってるの?」答えは簡単、一発撃つ度に、凄い反動で銃口が上を向くからです。ですから、機関銃を撃つ時は、必ず連射をしない事がプロなんです。数発撃ってやめる、また、数発撃ってやめるの繰り返しです。映画の様に何発も連射するから、銃口が上を向いてしまって、天井が穴だらけになるんですよね。

 

ほふく訓練

教育隊でやる訓練に「ほふく訓練」が有ります。銃を持ったまま、少しずつにじり寄る様に進んでいきます。「ほふく前進」にも色々な形が有りますが、一番キツイのが、ほぼ「バンザイ」の状態で顔を地面に擦り付け進んで行く形です。それをワザと教官達が、砂利の上で強要するんです。砂の上なら痛くないので、何とも有りませんが、尖った砂利が敷き詰めてある場所をワザと選んで行いました。

また、ワザと雨が降る日にそういう訓練を行います。銃を持ったままダッシュさせておいて、大きな水たまりの所で「伏せ‼️」とワザと号令をかけるのです。当然、ビショビショで、水たまりの中をほふく前進です。

 

水泳訓練

海上自衛隊で一番重視されるのが、水泳です。半日プールで泳ぎっぱなしなど、毎日の事です。ただ泳ぐのではなく、一切足を付けてはいけないし、何かに捕まってもいけません。浮力の少ないプールで3時間泳ぎっぱなしは、かなりキツイです。更に、服着たまま泳がされる事もあります。見た目以上に地獄です。遠泳訓練の時は、朝8時から、夕方5時まで海で泳ぎっぱなしです。飯もトイレも海の中です。クラゲに刺されて、全身傷だらけでした。ほんと、懐かしい、思い出です〜

 

次回は、消火訓練、行軍訓練、カッター訓練などを紹介します。もう、お尻の皮がズルズルに剥ける地獄の訓練です。

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